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2018.07.22

「翔ぶが如く」読了

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今年のNHK大河ドラマは「西郷どん」。そのナレータ役の西田敏行さんが主演を演じていた、30年前のNHK大河ドラマ「翔ぶが如く」を思い出し、図書館で司馬遼太郎全集を借り「翔ぶが如く」原作を読み通しました。

大河ドラマ版とは内容がかなり違い,明治維新後から西南戦争が終わり大久保利通が暗殺される明治11年まで、維新の十傑を始め、どんな人たちが関わって、何が起きていたのか、よくわかりました。とんでもないことがおきていた11年だったんですね。この小説に出会わなければ、高校で歴史をとらなかった私の明治維新後に対する認識は昭和50年代の義務教育レベルでした。

ペリー来日で気がついた外国の存在。それに追いつこうと、幕府を倒したものの、その先をどうするか、ルソー「社会契約論」のような哲学というか、基本スキームを確立するために、周到な議論と、同意形成が必要なはずだったのに、そんな時間もかけず、江戸幕府を破壊してしまった明治維新。

外国に侵略されず、むしろそれに追いつくためには急激に表面だけでも強制的に変えていったにすぎない明治政府の太政官と、急激な価値観の変遷についてこれなかったず、廃藩置県、廃刀制によってみずからを完全否定されたと感じた士族。双方の価値観同士の戦いが西南戦争。本当に沢山の人が亡くなっています。

結果、太政官制度が勝利し、明治以降の日本の価値観、中央集権てきな軍制、太政官制度が確定。それが、日清戦争、日露戦争、太平洋戦争へと突き進んでいった。軍制が米国によって解体されたけど、太政官制は今も脈々と生き残っている。と、理解しました。

今年2018年は明治元年から150年。維新後の10年の時間の流れ方は、決してこのとき限りではなく、むしろ、不確実性が高まった今、また、繰り返されているようです。司馬遼太郎さんが生きていたら、どんな文章をあらわすのか?読んでみたくとも、それも無理になりました。


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