Dive ESP8266 to Deep Sleep Mode(6)
前回の敗因のひとつ、RSTとIO16を誤接続したのは、回路図を残していなかったこと。きちんと成果物は残しておくこと。これ、作業の鉄則です。
ここは、IoT界のパワーポイントであるドイツポツダム応用科学大が開発しているFritzingに登板いただきましょう。Fritzingを使って、回路イラストをお絵かきです。
必要な部品情報は、一般的なものについてはFrizeが標準部品ライブラリを提供してくれます。数年まではここで終わりでした。でも、最近は事情が変わり、Fritzingのエコシステムが拡充してきました。Fritzing部品データをネットにデジタルデータとして公開されているかたが増えてきました。
・スイッチサイエンス社さんの開発ボードWROOM-02の部品データ(GitHubに公開)
・秋月通商から販売されているAE-BME280の部品データ(Googleドライブ公開)
これらを、使わせていただきました。PowerPointテンプレート集が公開されているような感じです。これを使えば、ささっと、こんなJPEGファイルをお絵かきできます。
でも、このアプリ、これでおわりません。プリント板のCADにもなっており、お絵かきとするとひとにおみせできるレベルの回路図ができあがります。※ただ、ちょとまだ人様にみせられる状況でないので、しばしおまちを。
いまはIoTの時代。その先の世界が待っているようです。デジタルがリアルに戻ってきます。ブレッドボードで実験し、検証できた回路図をプリント板に焼くイメージPCBの作成をネット発注できます。このPCBファイルデータを中国深圳のPCB作成サービス事業者に送信し制作を依頼すると、できあがったPCBが航空便でおくられてくる時代までもうちょっとです。
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