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2016.09.25

ロンドン出張(その1)

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The world is flat.と申しますか、今年は随分と海外出張が多いこと。先日は、英国ロンドンにお邪魔してきました。

行きは羽田空港発のNH0211便。やはり、羽田から出るのは楽です。出張先ではタフな会議が待っているので旅の道中、特に行きは、エネルギー温存が大切。こういう時、羽田から出発する国内キャリアがありがたいです。

飛行機は順調に高度をあげ、ハバロフスク上空を通過。
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機内食をいただき、ワインを飲めばウトウトしてくるもの。しばし、おやすみ。気がつくと、モザイク状に区画された畑が散らばる景色が広がっていました。この風景が見え始めるとヨーロッパに来た気持ちになります。ヨーロッパにはいろんな国があるものの、農耕文化には共通性があるのでしょうか、空から見えるパターンの変化で、どんな文化を持っている人たちの頭上を飛んでいるのか、わかる気がします。これは、地球共通のような気がします。
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フィンランド、デンマークを通過し、英国に入る手前で面白い光景を見ました。海上に、とてつもなく、たくさんの風力発電用風車が設置されているのです。これ、洋上風力発電所(Offshore wind power)Greater Gabbard wind farmでした。発電容量は504MW、風車は140基。(1)
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そばには、London Arrayというより大規模な洋上発電所。英国は洋上風力発電に熱心なようです。NEDO,DECC,GWECで洋上風力発電の発電量を比較してみると、

UK 3,681MW
JP 24MW
日本はイギリスの0.02%の規模!!

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BBCのWebにもあるように、イギリスというか、EU全体、環境には厳しい意識を持っているんでしょうか?再生可能エネルギーの活用の意識が高いようです。再生可能エネルギーに対する日本とヨーロッパの考え方の違い、気になって来ました。

おっと、こんなことを考えているうちに飛行機はロンドン上空。これは、すごいです。遊覧飛行をしてもらいました。

詳細は次にご報告します。

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2016.09.10

観測問題。。。

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Bosch製の環境センサBME280とESP8266を使って室温を計測し始めてはや三ヶ月。
どうも、室温が高めに出力されている気がします。
何が影響している可能性があるのか?検討してみました。

1.そもそも設置している場所の気温が高い
2.センサが故障しているか、精度がこんなもの
3.温度計測値の補正関数が間違っている
4.ESP8266の発生している熱がセンサに影響を与えている
4-1.ESP8266が発生している熱がセンサの周辺の気温を上げている
4-2.ESP8266が発生している熱が結線を通してセンサに伝わっている

検証を実施してみました。
1.そもそも設置している場所の気温が高いのか?
計測ボードをエアコンのリモコンの横に移動させて、エアコンのエアコンが表示している気温と、BME+ESP8266の組み合わせがシリアルモニターに表示している値を比較。確かに、BME+ESP8266表示値の方が高い。2度程度高い。

2.センサが故障しているのか、こんな精度なのか?
別のBME280センサを準備し、計測してみたが、確かに高い傾向はかわらず。
こんな精度なのかもしれない。ことは、否めない。

3.温度計測値の補正関数が間違っているのか?
補正関数は、Boschのサイトに掲載されたセンサーの仕様書に記載されている関数そのもの。間違っていない。

4-1.ESP8266が発生している熱がセンサの周辺の気温を上げている?
ESP8266とBME280を別々のブレッドボードに設置し、少し離してみました。
結線は細いジャンパ線を使用。うん、確かに下がった。
この影響はあり。

4-2.ESP8266が発生している熱が結線を通してセンサに伝わっている?
結線をもう少し太いジャンパー線に変更。
うん、微妙に0.1-2度の世界で、下がった。
この影響もある。


センサーとesp8266をワイヤレスにしても、程度の差でしょう。

やはり、
観測するモノが、観測されるモノに観測するがゆえに観測自体に影響をあたえてしまっている。量子の世界ではそれが大原則の

ΔxΔp > h/2

がきたか!
いったい、何をやっているんだろうと、悩んでしまうことになりますが、物理的な世界では、デジタルな世界のゼロ、イチとは異なる、どうしてもさけられない不確実性の影響がはいる。IoTの現場ではこれに悩む事が多いはずであり、そこが肝かもしれない。

実にオモシロイ。


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