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2016.08.07

吉岡時計店

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腕時計の電池交換をしてもらうため、近所の時計屋さんに行ってきました。この店、電池交換できななかった事はありません。今時は、電池交換すらメーカーにセンドバックしているのが普通ですが、この店では、手を動かして、目の前で交換してくれます。

間口1間の小さなお店。
店の中は古い柱時計で一杯です。みんな動いていないので、店の中はとても静か。この店にはいると、時が止まっているようです。

静かな店の中、2匹のネコが店番をしています。トラ猫と三毛猫の二匹。
トラ猫のほうは、丸いすにのり、気持ちよさそうにねています。フーッと一喝されました。眠いんだから、邪魔済んじゃない、とでも言いたげ。三毛猫のほうは、店のショーケースの上に、キチンと前足を揃えて座っています。いらっしゃいとでもいいたげに、ニャーと鳴きました。

おみせの人は、時計を受け取ると、作業場所に移ります。作業場所は、折りたたみイスと40センチx40センチかけくらいの作業スペース。そこに陣どり作業開始。なにやら不思議な道具が作業スペースがでていて、時計の蓋が空き、オジサンが天眼鏡でのぞきこみ、時計の状況を確認します。

電池交換ですみそうなのが確認できたのか、おじさん、すっと立ち、電池をストックしているパーツボックスから、電池を取り出します。たくさんの種類の電池をストック。そのなかから、迷うことなく、目的の電池を取り出し、腕時計にいれると、時計が動き出しました。

二匹のネコはいつの間にか、起き上がり、店の棚の上のスペースに移動し、二匹よりそって、丸くなっていました。

今の時代、スピードや効率化という名の下で分業が進み、販売店は、売ること以外なにもしない、出来なくなった気がします。本来、お店とは売ったモノを生涯面倒みてくれる場所だったはず。安物を短期に大量に消費するだけ?

どうも、そういう行動様式はとれません。貧乏性なのか、モノに対する固執が強いのか。モノを大切に使う気持ちを持っていること自体が時代錯誤なのでしょうか?

このお店、市の道路拡張計画にあたっているようです。いずれ、立ち退きです。できるだけ長い間、商売を続けて欲しいです。

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