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2016.08.28

失礼ですが、どちら様でしたか?

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今年の夏休み、田舎に帰省し、中学校の同窓会に出席してきました、30年ぶりの再会です。

最初から驚きの連続でした。受付に立っている同級生の名前が思い出せないのです。相手が名前を言ってくれて始めて判った次第でした。そう、顔と名前が再び同定されたような感覚。会がはじまってからも、知らない顔ばかり。多くの人も同じ様子です。地元で生活していて、よく、あっている人同士は、そんな感覚ではないようなのですが、東京に出てしまうと、なんともはや、こういう場面では、情けない限りです。

30年あまり世の中の荒波にもまれ、可愛い中学生達が、顔立ちを、これほどまでに、変えてしまうのかと、驚きました。みんな、一人一人、いろんな出来事に直面しても、戦い、なんとか、生き延びてきたのですね。この年になると、そうともいかず、先に逝ってしまった同級生も数名出始めていました。予想はしていたものの、名前で教えられると悲しいものでした。

顔と名前が一致しないまま、なんとか会話をし続けていると、声で誰なのかわかることもありますね。でも、判らない人は、最悪な問い合わせをするしかありません、”失礼ですが、どちら様でした?”

まったく、失礼な人です。でも、今の時代、便利なものがありそうです。クラウドAIによる顔同定の技術が進んでします。今年4月にマイクロソフトRedmondを訪問したときに紹介していただいたAzure Face APIを使って、同級生の顔と名前の同定を実施してみようかと思います。

まず、その手始め。
FaceBookで使っている自分のプロフィール画像をつかってなにを同定できるのか、確かめてみました。使ったサイトはMicrosoft Cognitive ServicesのFace APIのdemo.

Face APIを使う場合、プライバシー情報の取り扱いが心配です。しっかりと、その顔データをマイクロソフトがどう使うのか確認しておかないと、Google検索で私の顔が出てしまうことにもなりかねないです。それだけならいいけれど、私のプライバシー情報ですから、悪用されかねません。悪用され社会的な信用がなくなってしまったら最悪です。

さて、もっと、ナイーブにFace API実行の結果。
男性、36歳と出力されました。
ずいぶん、若作り。

Next Stepです。
30年あまりの時を超えて、人の顔って、同定できるのでしょうか?
その挑戦結果、また、報告します。

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2016.08.07

吉岡時計店

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腕時計の電池交換をしてもらうため、近所の時計屋さんに行ってきました。この店、電池交換できななかった事はありません。今時は、電池交換すらメーカーにセンドバックしているのが普通ですが、この店では、手を動かして、目の前で交換してくれます。

間口1間の小さなお店。
店の中は古い柱時計で一杯です。みんな動いていないので、店の中はとても静か。この店にはいると、時が止まっているようです。

静かな店の中、2匹のネコが店番をしています。トラ猫と三毛猫の二匹。
トラ猫のほうは、丸いすにのり、気持ちよさそうにねています。フーッと一喝されました。眠いんだから、邪魔済んじゃない、とでも言いたげ。三毛猫のほうは、店のショーケースの上に、キチンと前足を揃えて座っています。いらっしゃいとでもいいたげに、ニャーと鳴きました。

おみせの人は、時計を受け取ると、作業場所に移ります。作業場所は、折りたたみイスと40センチx40センチかけくらいの作業スペース。そこに陣どり作業開始。なにやら不思議な道具が作業スペースがでていて、時計の蓋が空き、オジサンが天眼鏡でのぞきこみ、時計の状況を確認します。

電池交換ですみそうなのが確認できたのか、おじさん、すっと立ち、電池をストックしているパーツボックスから、電池を取り出します。たくさんの種類の電池をストック。そのなかから、迷うことなく、目的の電池を取り出し、腕時計にいれると、時計が動き出しました。

二匹のネコはいつの間にか、起き上がり、店の棚の上のスペースに移動し、二匹よりそって、丸くなっていました。

今の時代、スピードや効率化という名の下で分業が進み、販売店は、売ること以外なにもしない、出来なくなった気がします。本来、お店とは売ったモノを生涯面倒みてくれる場所だったはず。安物を短期に大量に消費するだけ?

どうも、そういう行動様式はとれません。貧乏性なのか、モノに対する固執が強いのか。モノを大切に使う気持ちを持っていること自体が時代錯誤なのでしょうか?

このお店、市の道路拡張計画にあたっているようです。いずれ、立ち退きです。できるだけ長い間、商売を続けて欲しいです。

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