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2016.01.27

IoT実践(ESP8266/BME280/Blynk)(後編)

Espwroom02shadow


前半戦からの続きです。

ここから先は、順調、順調。あっという間に,ハイ、Voila!

■Stage-4 Wifi経由でインターネットに接続
ソースにSSID,PassWordを設定し、ESP8266にロードすれば、あっさり、ESP8266は、WiFi接続開始です。

■Stage-5 CloudApps連携
Blynkというクラウドサービスがコミュニティベースで公開されています。
Blynk_logoshadow2
Blynkを使うと、センサー(BME280)で発生したデータをESP8266がWiFi経由でBlynkに送信、ArduinoにインストールしたBlynkアプリから参照することができます。こういう、アプリをクラウド側に自分で作ろうと思っていましたが、既に存在していました。個人ユースであればこのレベルで十分です。

Blynk_scheme_2
BlynkアプリをAndroidにダウンロード、平行して、ESP8266側はblynkライブラリーでBlynkサーバに接続、Android上でBlynk Widgetの設定を作業。

ハイ、Voila!

送信バッファの初期化処理でつまずき、小数点以下を表示できませんでしたが、拙さに気がつき、小数点まで表示できました。Blynk,もう少し、ドキュメントが整備されると、最高デス。

後は、デザインを洗練する?のみ。
と、いうとこまで来ました。


この生産性、すんばらしいです。

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2016.01.24

IoT実践(ESP8266/BME280/Blynk)(前編)

Esp8266bme280shadow


今日は、IoT/Smart Connected Device実践です。センサーが計測した温度、湿度、気圧の値をAndroidで見るアプリを創りましょう。

今日の材料です。秋月電子、Switch Scienceで調達。材料費は3,000円程度です。これらはすべて、インターネット上のECサイトで入手可能です。良い時代になりました。

■材料リスト
1.ESP8266 ESP-WROOM-02開発ボード(Switch Science)
2.ピンヘッダー
3.BME280 温湿度、気圧センサーキット(秋月電子)
4.ブレッドボード
5.ジャンパーワイヤ
6.USBケーブル

Smart Connected Device作成のプロセスは以下の通り。
各Stageを通し、物理的実装よりも、プログラムで設定することを優先するを設計思想とすることとしました。

今日のところは、Stage-1からStage-3まで実施できました。


■作成プロセス
Stage-1 デバイス製作(BME280/ESP8266)
Stage-2 ブレッドボード上でのデバイス統合
Stage-3 スマート化
Stage-4 Wifi経由でインターネットに接続
Stage-5 CloudApps連携

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2016.01.17

限界費用ゼロ社会


限界費用ゼロの社会
ジェレミー・リフキン (著)
NHK出版


年末年始休みの間、米国の社会論者、元ペンシルバニア大学ウォートンスクール講師である、Jeremy Rifkinが世に問うた本を読了しました。とても面白かったです。一読をお勧めします。

Jeremy Rifkin,彼にはA.トフラーのようなあるべき未来のスキームをかたる力を感じました。Sharing Economy(共有型経済)がIoTの力によって、限界費用ゼロ社会を実現し、資本主義社会に取って代わる、という主張でした。

個人的には、是非、そうあって欲しいと共感はしましたが、ある程度の人生経験を持つ身からすると、懐疑的でした。IoTを未来社会設計のフレームワークとしておくことには同意できます。

ピケティの資本主義を批評した著書が騒がれたこと、2008年に発生したリーマンショック,アメリカの影響力の低下など、が示すように。資本主義が曲がり角に来ていることは確かです。資産を私物化すること、私物化した資産同士を交換すること、そして功利主義、そういう行動が人間の基本的な価値として重き置く資本主義。そのメタファーとしての自家用自動車、垂直統合型の巨大企業。知的財産権、原子力発電とその送電網のような中央集中統制アーキテクチャ、そして、規模の経済。

対して、インターネットのように、オープンアーキテクチャ、分散処理、水平展開、Piar to Piar。資産を共有し、道徳性にもとずく共感に価値をおく共有型経済。、デジタルコンテンツがオープンソースソフトウエア、音楽、そして教育の場、Uber,AirBnBが実績を積み始めているように、限界費用がゼロの社会は構築可能であること。特許権や著作権などの知的財産権(IP)も資本主義の時代の遺物なのかもしれない。いままで盲目的に信じ切っていた制度、概念すら変革すべきものなのだ。そのことに気づきを与えてくれたことに感謝したいです。

今年4月から始まる電力自由化が、IoTが最初に具体的な姿を表し始めた気がしていました。次は、自動車の自動運転なのかもしれません。IoTは、今後、20年から40年かけて発展しつづけていくものでしょう。私自身、90年代からこの2010年代までのWebの発展を、現場の末席でみてきた身として実感し始めてきています。IoTをコミュニケーション、エネルギー、輸送の3点から捉えている点の意味がこういうことでしょうか?。最近、インドのMahatoma Gandhiの言葉の引用を見にする機会が増えた気がします。なにか、私のコアの中でGandhiの考え方に共鳴し始めているのでしょう。

読書というものは、本と会話するものかも、その会話を通し、自分が何を感じ、どう動くかが重要であって、記載されているてきすとの善し悪しは、2の次なのかもしれない。この本が、きっかけとなり、関連する資料にも手をのばすことになりそうです。自分なりにこの本に記載されている内容を整理する作業はまだまだ続きそうです。


<<参考>>
■限界費用ゼロ社会公式サイト Zero Marginal Cost Society
■朝日新聞 書評//2016/01/17

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2016.01.01

IoT関連インデックス(最終回)

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むすび

自然界における生態系では、組織は、お互いに3つの様式、競争、共生、捕食ー被食、として相互作用している。前に進むためには、IoTもこのような3つのエコシステムを形成していくだろう。金融市場では、捕食被食関係のエコシステムがHFT(超高頻度取引)プラットフォームで、形成されつつあることが研究されている。もし、そのかわり、IoTは、競争や共生を育むことを望むのであれば、効果的なガバナンスプロセス、つまり、スマートパリューチェーンに渡って、継続的に、権力、権限、利害のバランスをとること、が必要とされる。
これを実行することは、エキサイティングな未来を解き放つ可能性をもっている。つまり、すべての社会的、経済的、環境的、政治的な課題が従来とは異なるあらたなやり方で解決される世界。

マハトマ・ガンジー曰く
「未来は、あなたが、今、何を行うか、による」


参考
Neil Gershenfeld と Jean-Philippe Vasseur によれば、今日のインターネットが成功した理由は4つあり、これは守られなければならない。

1.分散型ネットワーク
ネットワークには、集中的なハブは不要であり、Webのようであること。
データが、交通渋滞を迂回するように設計すること。必要な時にキャパシティを増やすことはマネジャーに任せること。

2.パケットスイッチング
データをここのチャンクに分解し、オンライン上、別々の経路を通し、再組み立てすること。インターネットもより、信頼のあるロバストで効率のいいものにすること。

3.インターネットプロトコル
データパケットをどのようにアドレッシングするか標準仕様を定めること。
データは、異なる種別のネットワークを流れることができるようにすること。

4,エンドツーエンド主義
ネットワーク機能は、中間ノードは、トラフィックのルーティンルに専念させ、ネットワークの両端に位置させるすること。これにより、ネットワークをすべて更新しなくとも、新規のアプリケーションを発明する事が可能になる。オンラインメッセージング、オーディオ、ビデオストリーミング、e-コマース、検索エンジン、ソーシャルメディア、これらはすべて、前世代に設計されたシステムの上に開発された。


年をまたいでしまいました。
が、ようやく、翻訳を完了させました。
翻訳を通じて、資料を、精密に読み砕く、訓練ができました。
おかげで、IoTの全貌を把握し、技術的にも、ビジネス的にも
IoTの世界に飛び込むための道具立てが、
しっかり、できた気がします。

IoTこそ、次世代インターネットなのでしょう。
インターネットの精神そしてガバナンス、

■分散性
■協調性
■自律性
■E2E主義
■Open&Share

これらを継承しつつ、あらたな世界を構築することが、
われわれに与えられた課題。
あとは、自ら実践して、知見を自分の頭に蓄積していきましょう。

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