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2013.08.25

若沖に会ってきました。

Fukushisma_photoshadow

先週、帰省を利用して、福島県立美術館まで行ってきました。
この美術館では、いま、米国在住プライス夫妻の若沖コレクションが展示されています。

「若沖が来てくれました」

若沖のみでなく他のプライスコレクションや他美術感からの出展もありました。中でも、ブライス夫妻の意図として、今回の展示が震災、原発事故の未来を背負う事になる東北の子供達へのメッセージということで、子供むけの作品タイトルもついており、小学生も飽きずに鑑賞できる工夫がありました。


この企画展で会うまで、若沖というと、鶏の姿を写実的に記載した日本画しか知りませんでした。
しかし、、、、、それだけではありませんでした。

私には以下の作品が興味深かったです。

■ハチを見上げるサル/猿図/森狙仙
構図の妙です。
画面をこんなふうに切り取っていた
画家が日本に居たことが驚きでした。
まったく、西洋美術に劣りません。


■のめやうたえや、おおさわぎ/妓楼酒宴図/河鍋暁齋
場の雰囲気が伝わってきそうな作品でした。
奥の達磨の画、なんか見たことがある気がします。
まさか、白隠の画のパロディーじゃないですよね。
若沖が白隠の作品を見ていた、知っていた
とすると、おもしろいです。

■白いゾウと黒いウシ/白象黒牛図屏風/長沢芦雪
実物、とても大きな屏風画です。
存在感がたまりません。

■春のムギと秋のイネ/麦稲図屏風/円山応震
繊細な線で自然の姿を描いています。

■十二ヶ月の花々と鳥たち/十二か月花鳥図/酒井抱一
和名の花ばかりでなく、クレマチスでしょうか、風車と
よばれていた洋風の花も書かれていたのが
印象できでした。

■ブドウの木/葡萄図/伊藤若冲
葡萄の枝の表現、それだけで、この画の作者が
ただものではないと思いました。
印象に残ります。
似たような画が金閣寺にあるそうですね。

■飛びはねたコイ/鯉魚/伊藤若沖
鯉の鱗の表現にお見それしました。

■ツルさまざま/鶴図屏風/伊藤若沖
さまざなな表情をしているツルを描いた線が生きていて
感動します。こんな曲線、私にはつくれません。

■足をなめるトラ/虎図/伊藤若沖
遠くから見ると、とらの毛皮のフカフカ感が伝わっています。
近くでみてはじめて、どんな工夫をしているのかわかりました。
模倣と謙遜しているけど、そんなことないのではないでしょうか?

■花も木も動物もみんな生きている/鳥獣花木図屏/伊藤若沖
これ、あっかんです。
We are the world!
いしとしいけるもので満ちあふれているのが
この地球
ということがひしひしと伝わってきます。
静岡県立美術館にもっと表現がうまい
にた画があるそうですが、こちらも
迫力すごかったです。

福島美術館のWebに一品解説が載っています。


ぜひ、現地にいってみて、実物にあってきてみてくださいませ。

Jakuchu_logoshadow

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2013.08.14

ハーモノグラフの世界(その2)

ハーモノグラフとまだ戯れています。

Form&Codeのいい勉強になります。原理・原則を調べそれをオブジェクトとして実装していくと、その本質がよく見えてきて、いろいろ複雑な図形もできるようななりました。

すべて、偶然の産物なのですが、おもしろい。
完全なでたらめでは、興味をそそるような図形はできません。整数比でありながら、微妙に差異がある場合のほうが、人の注意を引くようです。


たとえば、、、、

こういうのとか。
20130812shadow
これは、完全に対象形ですが、


ちょっといじったこれであれば、
20130814shadow
対称性が崩れていますが、なんか秩序を感じます。


なんか、実物を動かしてみたくなりました。
どこぞの博物館に眠っていないのか捜してみようと思います。

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2013.08.04

ハーモノグラフの世界

Harmonographshadow


ハーモノグラフ。
ヨーロッパのサロンで夜な夜な紳士淑女に囲まれ、その中心で不思議な形を書いてきた装置だそうです。anthony ashtonはハーモノグラフの研究家らしいのですが、どのような人なんでしょうか?

すべてがデジタル化できる、この21世紀。
であれば、ハーモノグラフをソフトウエアで実現できるはず、と考え、実現してみました。ロジック自体は極めてシンプルなので、サンデープログラミングでも、ここまでできました。確かに、自然現象は、複雑に見えても、その原理は簡単な事が多いモノです。

ただ、図形がおもしろいし、きれい。
たしか、バザルリーの絵にも似たような絵があった気がします。

和音の理論を究めると、もっともっとおもしろい形に出会えそうです。
いろいろ試行錯誤してみようと思います。

ちなみに、iosにもAndroioにもHarmonographのアプリがあるようです。
お試しされてはいかがでしょうか?
Pintograph(ios)
Digital Harmonograph(android)

きっかけは、図書館に寄ったとき,なにげに、新刊コーナーで見つけた一冊。装丁が不思議ちゃん感を醸し出していて目につき、手に取ってみました。おもしろかったです。

ハーモノグラフ: 和音が織りなす美しい図像 (アルケミスト双書)
A・アシュトン (著), 山田 美明 (翻訳)


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