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2012.12.29

今、ここを真剣に生きていますか?

今年は、クリスマス寒波が厳しいです。
その前に体がダウンしました。天皇誕生日をはさむ、この三連休、発熱、腹痛、下痢でベッドとトイレの間を3時間おきに一晩中往復していました。一晩経ち、熱も下がり、ようやく外を出歩く気持ちがわき、近所の図書館に予約しておいた本を取りに行ってきました。
今回は、そんな出会いで読ませていただいた本のご紹介です。

「今、ここを真剣に生きていますか? やりたいことを見つけたいあなたへ 」
長谷部 葉子 (著)


半日で読み切りましたが、久しぶりに骨太の本を読みました。わたしのようなオジサンでも、今一度、「生きる」そのことの意味を考えさせられました。
明日からこうやってみよう。と気づかせていただくことも、大いにありました。

外界と本気でそれこそ全身で関わろうとする赤ん坊
その赤ん坊に必死に答えようとする大人。
人との真のコミュニケーションとはなにか。

人の話をすべて受けいれ、
自分をすべてさらし、
本音を本気で真剣に議論しあうこと。
相手が何を聞きたいのか、伝えたいのか、
それをおろそかにした会話に終始していないか?

コンゴ、口永良部と、まったくこれまでの常識の通じないフィールドに通用しない経験をとおして子供達が大きくなっていく姿が印象できでした。人間って、できないとわかってはじめて成長の芽がめばえるんですね。

知識は教室の中で、Googleで頭に入るかもしれないけれど、知恵はその外にでて、体で経験することでしか、体にしみつかないのかもしれません。

子供達に長谷部さんが人気があるのも、なんでもうけいれてくれる間口の広さ、そして、あたえってくれるきっかけ、それらがとっても彼らにとって、それ以前の人生にない経験だからなのでしょうね。

長谷部さん研究会のFaceBookページもありますね。


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2012.12.16

アウェイ脳を磨け!


先日、日本テレビの番組「嵐にしやがれ」に脳科学者の茂木さんが出演していました。
彼、そのなかでアウェイ脳の話しをされていました。
アウェイ脳?
気になったので、近所の図書館で彼の著書、「アウェイ脳を磨け」を借りてみました。

いつもとは違う環境に自分をおくことで、今まで使っていなかった脳の領域を活性化しもっともっと脳を生かそうという趣旨に感じました。記憶を司る側頭葉と思考を司る前頭葉、その間の連結を強化することで、交換される情報の速度、量、質を改善し、想起を強化することが脳の活性化につながる。でも、脳はなまけものなので、いつもの環境にいるとなまけようとする。いつもとは違う環境におき、脳に刺激を与えつづけることで、脳をきたえる。

このことを知るまえから結構、自分で使っていた生活態度でした。

というか、その連続かしら?
その結果、けがをしたこともありました。就職が遅れたこともありました。職場が大きくかわったこともありました。そのたびに、自分のもっていたモードにあらたな自分のモードが加わり、今の自分が出来てきた気がします。とくに、友達との関わり合いのなかで、自分が大きく変わっていった気がします。こえがメタ認知なんですかね?

茂木さんのことをいろいろ言う人がいます。けど、この本は素直に感心しました。
すぐ読めます。ご一読をオススメします。

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2012.12.02

生き物たちの色彩マジック

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家にあった日経サイエンス2012年8月号を、なにげに手にとって読んでいたら、
おもしろい記事に出会いましたのでご紹介します。


生物の色彩マジック
P. ボール(サイエンスライター)

生き物が使っているトリックとして7つのトリックが紹介されていました。

1.タンパク質(キチン)の多層幕
タンビカンザシフツチョウ
が有名なようです。蝶や鳥が使っている発色の仕組みらしく、構造色というらしいですね。髪の毛と同じ成分のメラニンや骨や皮膚にもあるケラチンを光の波長レベルの微細構造を作り、そこにとらわれた光同士の相互干渉によって或る特定の波長の光のみを発光させることに成功しているようです。

2.クリスマスツリー効果
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モルフォチョウという蝶は鱗粉がクリスマスつりーのように回帰的なギザギザを持っているそうです。水で羽が濡れたりするとギザギザの感覚が変わるので発色もかわるというおもしろさがあするそうです。ちょっとモルフォチョウでGoogle検索してみました。たくさんHitします。結構有名な話しなんですね。

3.小さなくぼみ
ルリオビアケハはキチンでできた小さなくぼみを羽に形成し、そのくぼみが回折効果を利用し緑色のみを選択し羽の色に利用しているそうです。

4.ナノスポンジ
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マエモンジャコウアゲハはまた違う戦略を選んでいるそうです。鱗粉の中に規則的なナノスケールの空隙を作り、この空隙に選択された光のみを外にださせる戦略だそうです。
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フォトニック結晶というらしいです。
あれ、これって、大学の量子力学の時間にさんざん計算した量子井戸か?

5.光結晶ファイバー
コガネウロコムシの仲間など海にいる環形動物には脊索に特別な構造をもち、直径数nmの中空の繊維が束になりハニカム状に並ぶので赤く脊索がきらめくそうです。

6.不規則なナノ構造

と、おもうと不規則なナノ構造を利用している生き物もいるらしい。多くの鳥が持つ鮮やかな青と緑の羽のうち、玉虫色の変色をしないものがこれだそうです。ハチドリ、クジャク、ルリコンゴウインコ、ヤマショウビンの羽がそうだしいです。

7.可逆変色タンパク質(リクレクチン)
ヤリイカはリフレクチンというタンパク質を使って体表の色を可逆的に切り替える芸当をもっているようです。虹色細胞という中にリフレクチンで\でできた反射板を使って選択的に発色させているそうです。
YouTubeにもたくさんアップされていますね。
Color changing cuttlefish - New England Aquarium
Squid chromatophores
アオリイカの皮膚 Squid Skin

イカ同士、感情をコミュニケートしているうにも感じます。

生き物がナノテクノロジーを活用して体や羽の色彩に利用しているようです。
クジャクや蝶やイカなど鮮やかに発色する生き物は色素を体内に持っているのではなく、巧みにナノ構造を利用して、鮮やかな光を発色させているようです。
これらは、光の干渉効果を活用し、特定の色だけを反射しているのが基本構造。
そのための仕組みがナノスケールで用意されているようです。けっして大規模な製造装置をつかっているわけでなく、細胞の新陳代謝のなかで作られいるようです。生き物はこれを偶然みつけたのでしょうか?それとも、だれかの意志がはたらいているのでしょうか?そうと思わざる負えないです。

で、この記事を書いていたPhillpe Ball、以前このBlogでも紹介した著者でした。この方とは、ご縁がありそうです。


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