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2010.04.26

犬は鳴く。犬は泣かない

東急沿線の駅構内で配布している雑誌に
SALUS」というのがああります。
今月号は、そのなかに、岩崎俊一さんのエッセイがあり、ドキッとしました。

題は、「犬は鳴く。犬は泣かない」
一度、犬と一緒に暮らした事がある人なら、
かならず、心に刻むことがテーマでした。

犬は、人の十倍速いスピードで命を燃やしています。
今、となりにいて、暖かいぬくもりをかえしてくる、
この犬は、自分よりも速く、死んでいくこと、
その時も、自分はそばにいて、その子と別れなければならないこと、
そのことはわかっているのに、この子と一緒に暮らす事。

人は、それを理解して悲しむけど、
犬は、その瞬間瞬間を、精一杯生きている、
生きていることを喜んでいる。

「生きる事って、死を抱えつつ、瞬間瞬間を生き抜くこと。」
これは、先日なくなった、免疫学者の多田先生も
おしゃっていたようです。
多田先生にも、お犬さんたちにも、
日々を一生懸命生きていく、勇気をもらった、気がしました。

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2010.04.25

春の寒さも終わりでしょうか?

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ここ数日、平年を10度も下回り、まだ、コートが手放せません。
とっても、寒い日がつづきましたが、
ようやく、暖かい日差しがもどってきました。

昨日は久しぶりに、太陽が姿をあらわし、
おもてを歩いていると、背中に浴びる日のあたたかさに、
確かに、初夏が近いことを感じる。

そういえば、
植物たちは、いま、自分が花を咲かせる
時期なのかどうか、なにで感じているんだろう?
彼らにも体内時計があるんだろうけど、
なにがそれをまわしているんだろう?
気温なのか?それとも、日射なのだろうか?
おそらく、その複合技なんだろう。

今春の異常に寒い春を見ていると、
気温が低くとも、日照時間が長くなることを、
感じて、花を準備しだしている植物もいる。


たとえば、つつじ。


近所のツツジは、さむいなか、
着実に開花の準備を進めて、
いま、ちょうど、咲き時、見頃になってきた。
ツツジの場合は、日照時間が優勢のような気がする。

植物それぞれに、彼らなりの戦略を選択し、
生存競争に参加しているということなのだろうか?


そういえば、根津神社の「つつじまつり」が
はじまったかな?

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2010.04.15

宇宙は何歳?

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また、空ネタ。
最近、久しぶりに、物理系の本をよみだし、
だいぶ事情が変わってきたことに、わくわくしてきています。
わくわくしてきているのは、
・宇宙の大きさは有限であること。
・宇宙には年齢があること。
です。
大きさが有限であることと、夜空が暗いことは
どうも関係が深そうです。
かたや、宇宙の年齢も予測できてきたようです。
何歳だと思います?

現代の観測値に基づくと、137億年のようです。[*1]

地球の年齢が47億年だから、けっこう若いんですね。

もっと驚いたのは、ハッブル望遠鏡が
昨年末修理を受けて、超深宇宙探査の画像解像度が
上がったが故に、131億年前の星が放った
光まで捕らえたことです。[*2]

もう、人類は、この宇宙の始まる瞬間を
見ることのできる能力を獲得しているんですね。

そんなことを、考えていると、日常生活の
いざこざ、なんぞ、些細な事に思えてなりません。

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2010.04.04

夜空はなぜ、暗いのか?

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夜空はどうして暗いのか?
考えたことありますか?
当たり前?太陽が沈むから?

でもそれだけですか?

仮に太陽が世の中になかっとすると、
夜空はまっくらなのでしょうか?

宇宙は無限に広がっていて、
その宇宙に、
太陽のような恒星が無数に散らばっている
であれば、
夜空は恒星で覆い尽くされ、
昼も夜も同じ明るさになるのでは?
ちょうど、木、林、森、山みたいな感じで
見えるところが木だらけになる感じ。
桜の咲く、今時で言えば、
ひとつひとつの桜が、かさなって、桜並木になると、
いちめん桜で視界がおおいつくされるでしょ。
ああいうイメージで夜空が、恒星に
覆い尽くされるのでないでしょうか?

だけど、実際には夜空は暗い
これ、どういう事なんでしょうかね?

遠くの星ほど暗くなるから、夜空は暗い?
でも、宇宙には無数の星が一様にひろがってる
この地球に光を降りそそぐ恒星の数は無限にあるはず。
星の数の増え具合と、星の明るさの暗くなる具合の差
なのでは?

星は距離の2乗に反比例して暗くなる。
星は一様に分布しているのであれば、距離の2乗に
比例して、その数は増える
宇宙の広さが無限であれば、
やはり、夜空は明るくなる
これ、オルバースのパラドックス(Olbers' Paradox)
この考えではだめ。

けど、光の速度が有限!
ビッグバン宇宙は、一様に膨張している!
しかも遠い星ほど速く遠ざかっている!
これが、肝か!

今、地球に届いている光は、
ある距離、時間の範囲
とすると、光がとどいている星の数は有限

しかも、宇宙自体が膨張していて、
遠くの星ほど、早く膨張しているのであれば、
ドップラー効果がはたらき、
遠くの星の光の波長は伸び、
ますます、見た目、暗くなる。

こういう、説明でいいんだろうか?

宇宙の果てに向かって、
投げた矢は、どこに届くんだろうか
宇宙の果てにあたって、コトンとおちるんだろうか?

つべこべ、ぐだぐだ、考えたら
あとは、観察、実験し、検証なんだろうな。

参考
Why is the Sky Dark at Night?
オルバースのパラドックス

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