コレルリの主題による変奏曲、作品42
1985年5月9日にアシュケナージが東京上野の東京文化会館でひらいたリサイタル
のライブテープをずーっと聞いている。
もう、24年。
曲目は、
ラフマニノフ「コレルリの主題による変奏曲、作品42」
先日、ひさしぶりにCD屋さんをのぞいてみると、
はたして、ライブではないが8年後にスタジオ録音した
CDがあるではないか?いままで、さんざん捜してもみつからなかったので、もう、あきらめてた。
やっと会えた。
アシュケナージのラフマニノフ節なんで、もう100%スラブ民謡に近いんだけど、いいんだよな。
けっして、楽しい曲じゃないけど、心にしみる。
変奏曲なので、主題は一貫。
第五変奏くらいから、本領発揮、ピアノがガンガン響渡る。
アーこれくらいひけたら、気持ちいいだろうなとおもいつつ、
気分だけアシュケナージ。
ひとり、wii music状態。
コレルリという人、誰なのか?
今はいい時代。Wikipediaに早速のっている。
Arcangelo Corelli(Feb 17,1653-Jan 8,1713),バロック時代の
人らしい。彼のバイオリンソナタの一曲(La Folia)からの引用。
コレルリの主題といっているけど、どうもそうじゃなく、
イベリア半島起源の舞曲。
なるほど、シャコンヌやパッサカリアとおなじのりか。
ここ数日、この楽曲が、
頭の中で、一日中、繰り返しガンガン響き渡っている。
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