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2008.11.17

根付

昨日、東京国立博物館主催の子供向けワークショップに子供と一緒に参加しました。
みんなで根付けを作ろう、ワークショップです。
小学校高学年の子たち10数名と保護者の方々が参加されていました。
あいにくの雨模様にありながら、
風神雷神を一目見ようと並んでいる長い列を横目に、、
ちょっとはずかしげに、集合場所にむかいました。

ワークショップの場所は小講堂でしたが、普通の見学ルートから
はずれ、いわゆる博物館のバックヤードに入れてもらえました。
平成館はできて日が浅いせいか、バックヤードも新しげ。
けど、壊れたソファーがおいてあったり、係員の方々の
おやすみどころを拝見できたり、なかなか、現場でした。

子供たちは、根付けを作る前に、根付に関する事前レクチャーを
受けました。今時なので、プロジェクタをつかったスライドショー
スライドのなかに歌麿の絵で歌舞伎役者が煙管をくわえている
絵をみて、子供が、パイプと叫んだのには残念。
煙管なんか40数年前まで立派に現役だったんですけどね。
スライドショーの次は、着物を着たモデルさんに実際に根付けのついた
印籠を帯につけてもらって、実物がどのようなものか、
目で確かめてもらうことにしました。

モデルさん、私。
ワークショップの係の人に受付で突然、おねがいされてしまいました。

根付、博物館の陳列物としては見た事があるものの
手に取って、からだにつけてみると、けっこうでかい、しろものです。
着物の帯に根付けついたひもを下から通して、帯の上からだし、
ひもをひぱってもとれないようになるくらいなのである程度の大きさが
必要でした。
モデルさんにきていただいたのも、けっこう高価な根付けだったようです。

次に、自分の目で、本館の二階に展示されている根付けをみんなで
ぞろぞろならんで見に行きました。女子には、根付けよりも、鼈甲でできた櫛やかんざしの方が興味深かったようです。
単眼鏡を貸してもらい、じっくり、観察しました。

さて、次は、実物の根付を作る段です。
いまどきなので、カラフルな彫塑用粘度FIMOを材料に作ります。
子供たちには、上手く作ろうなんている邪念がないです。けっこう、大きめの作品を作る子もいて、みんな、おもしろい作品ばかりでした。
唐招提寺の盧舎那仏を包んだ和紙で作品と包ませていただきました。

ただ単に博物館に展示されてるものを見るより
視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚で経験することのほうが
もっと子供たちの経験として体に覚えさせる事ができるはず。
新たな時代の博物館の使い方を目にしました。
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