« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »

2008.03.31

文明の近代化

Img_1539_2

専門の異なる二人の筆者が、同一の論旨を展開していることを
まったく別々の機会に読み、驚いた。


文明の近代化の鍵はなにか?


との問いについて
いづれも、文盲率、教育の向上をあげている点だった。
教育が向上するにつれて、出生率が下がり、
コミュニティの構成要素がことなる。
書物を読む事ができるようになり内省するようになる。
自己と外界を客観的に観察できるようになり、
従来の文化行動を維持できなくなる。
その結果、文化、習慣の揺動がおこり、
その社会は不安定になる。
現在の、イスラム圏、かっての、日本の明治維新、
フランス革命が
そうであると唱えられていた。
その、不安定な状況を超えると、社会は再び
安定するという説。
かたや、フランスの人口学者、Emmanuel Todd
かたや、記憶が曖昧、anonymous.
まったく、関係のない2名が、同じ主張を展開するとは
これ、ある意味で真理なのだろうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.28

Yahoo!PIPES(その2)

RSSリーダーに登録しているfeedが途方もなく増えてきた。
総計73本。
いやいやよく集めた事。種類も結構、結構さまざま。
そのため、RSSリーダーを立ち上げると、すべてのfeedを
ネットワーク経由で再読み込みするのに結構いい時間がかかる。
うちのMACが遅い事もあって、ちょっとコーヒーを一杯
飲むくらいの時間がかかって、RSSリーダーがすべての
feedを読み直している。


こまったもんだ。
さて、どうしようか?


そんな矢先、Yahoo! PIPESを思い出した。
今使っているRSSリーダーでも同じカテゴリーのfeedは
同じフォルダーの中に入れて読んでいるのがから、
この同じフォルダー内のfeedのfecthの部分は、
あっちのPIPESに任せて、
こっちは、個別に取得したいfeedだけにすれば、
少しは、RSSリーダを立ち上げる時間を
短縮できるのではないか?

仮説を立てたら、
さあ、楽しい実験タイム。
うまく進まない実験ほど、楽しい!?
さっそくYahoo!PIPESでGoogleの2本のfeedを並列して
fetchさせ、各feedをitemタグの日付順にsort&mergeする
絵を作成。

Ypipes_2

パワーポイントでダイアグラムを描く感覚で
処理を書けるあたりに、おーっと、感動。


おかげで、ちょっとは早くなった。かな。
もっと、feed読み込みの集約をかけないと
実感でないけど、
Yahoo!PIPESの使い方、必要な理由がわかってきた

情報処理の根本的なところ、
ー情報の固まりを収集し
ー情報の固まりを処理し
ーできた情報を外部に渡す
メインフレーム時代のJCL、ジョブネット図から、
かわっていない気がする。
けど、リソースの取得先として、URLを唱えると
インターネット越しに
世界中のどこでもしていできるところが、
現代だからこそなせる事。
すばらしい。
Yahoo!PIPESのサクサク感にも感動。
RSS編集のユーティリティ感としても
品揃え感が十分。
さらに、
コミュニティが成長しているあたり、もっと感動。
もちょっと、実験してみようっと。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008.03.27

RSS Auto-Discovery

最近、ブラウザのURLが表示される欄の右端に「RSS」というアイコンが
現れる事がある。

Asahicom


なんで?


と、調べてみたら、どうもRSS Auto-discoveryというもの。
RSS advisary borad
にしっかり仕様が書いてありました。


HTMLのheadタグ内にちょっと一行、記述を入れておけば
Firefox,Ie7,Safariは認識してくれる。うーむ、賢い。
こんな感じ。。

Link_3


ずいぶん前からはやりだしていたものらしい。
技術というより、お約束事の世界。
今までWebページの中、どこにRSSへのリンクがあるの?
と探し回っていたけど、ブラウザのURL表示欄にRSSへのリンクが表示
されることに慣れると至極快適。

Asahi.comなんかは、これでもかというくらいに表示される。

これで、また、RSSリーダーで読み込むサイトが増える訳だが
読める時間は増えず、そこが、課題として残る。
うむー。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008.03.25

The Sense Of Wonder

Img_1542

Rachel Carsonは昔から好きだった。
The Sense Of Wonderを改めて読み、つよく共感。
なんでも、還元していくことの好きな人が多い
欧米文化圏の人でありながら、その自然観は、
かなり東洋的な気がする。
博物学というか、地球の生態系が多種多様な
生命体で満ちあふれている事を知っている人は
共通の感覚があるようにおもう。

この本からは
視覚以外の感覚を使って外界を感じる事に
疎い生活にどっぷり浸かっている事を暖めて
諭された。

竹林を揺さぶる風の音
小川のせせらぎ
波の音

潮の香り
花の香り

霧に包まれた森
息もできないくらい熱い砂浜


自分が持つすべての感覚をもって
自分の世界の些細な出来事を
一つひとつ感じていく事を続けたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.08

BIG SWITCHその3

Img_1481

ようやく、ニコラウス カーのBIG SWITCHを読破した。
本書の構成は以下の通り。

プロローグ:ボストンのとある戸口で
1.バーデン車輪
第一部:ワンマシン
2.発明者と社員
3.デジタル水車
4.さよならゲーツ氏
5.白い町
第二部:クラウドに住む
6.ワールドワイドコンピュータ
7.多数から少数へ
8.大規模な解体
9.ネットとの戦い
10.蜘蛛の
11.iGod
エピローグ:炎とフィラメント

面白いか?面白い。
なにか新たな知見はあったか?ほとんどない。
むしろ、この本をきっかけに、自分で考え、自分で
行動しなければいけない事に、気づいた.

この本、ユーティリティコンピューティングの解説書じゃない。
いわゆるビジネス書のたぐいじゃない。
大きな誤解だった。


第一部で記述している電力ユーティリティの展開は、
ネットの勃興のアナロジーだった。
第二部からが、本題。
本に記載されている内容のほとんどは
どこかの誰それさんが、こういった。
という、いわば、インタビュー結果を羅列しているに
すぎない。
ニック自身が検討し、実ビジネスとして
こんな行動をとった、だからこんなに儲かったという
話などかかれていない。
いまネットにある大きな問題の提起が主。


読破後に心に重く、次の印象が残る。
「我々は本当にこのインターネットを構築してよかったのか?」

インターネットによって、無意図的に
ネット自身に知性を与えようとしているのではないか?
我々がネットに発信していく情報が、あるときは意識的に
関係づけられ、あるときは無意識的に関係つけられている。
その結果、どうなる。

アイデンティティや、嗜好、人間関係、資産などのいわゆる
プライバシーが公開するしないにかかわらず、
ネットに利用されている。それでいいのか?
ネットが便利であるが故に、気づかないだけでないか?
我々は、物事を深く考慮もせず、ただ、ネットにむかって
リンクをクリックし、何をどう判断したかの情報を提供し
フォームに書き込む事でプライバシーを送信している。
我々がネットを使っているのではなく、
実は使われているのではないか?

人類は、炎すらコントロールできなかった。
炎から電気の時代に切り替わり、便利さを得た代わりに
なにかを失った。
しかし、電気のない時代にはもどろうとしない。
同様に、もはや、ネットのない時代にはもどれないだろう。
ネットで得た便利さと引き換えに何かを失っていくのだろう。
生まれたときから、インターネットが、TVが、携帯が
ある今の子たちは、それをなんともおもわないだろう。
それを引きずるのは、今、社会の中心にいる我々の世代なんだろう。
この、ニックの結論には同感。


他にも、問題提言があった。
再読し、内容を整理したい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »