2018.08.09

What's happen on earth in Seattle#4

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Amazon Goの入り口は、Amazon Spheresの横にありました。Amazon Goとは、Amazon自身が運営しているレジがないコンビニです。自動車の自動運転技術の開発に自動車メーカーさん躍起になっていますが、Amazon Goはそのコンビニ版。あっ、失礼。店員さん、いました。お酒のコーナーの横。法準拠のためでしょう。
※参考:Amazon Goの仕組み 「カメラとマイク」で実現するレジなしスーパー

スマホにアプリをダウンし、アプリが表示するQRコードをゲートにかざし、入場のようです。
ですが、アプリのダウンロードで一苦労しました。
iPhone、いつまでたってもダウンロードが完了しません。利用者、利用地をチェックしているのでしょう?日本人が米国のお店で使うのは変と言えばへんです。
でも、めげません。
せっかく、東京から太平洋を渡ってここまできたのです。
AndroidをつかってGoogle Playからダウンロード、こちらで成功しました。アプリを最初に起動すると、見慣れたアマゾンの認証画面。日本で使っているAmazon IDを登録し、Ready to go。
Android App版のAmazon Goアプリをゲートにかざして、店舗に無事入場です。


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さてなにを買おうかな?と、迷いましたが、会社へのおみやげを物色することにしました。
商品棚から商品を手に取り、棚に戻しを繰り返すこと数回。商品は自分のかばんの中にいれてもいいようです。が、見渡すと”AmazonGo"と書かれた紙袋があったので、これにいれてみました。
最終的には、
・チョコレートx1枚
・Chip Ahoyx4箱
を、Amazon Go紙袋に入れ、ゲートから退場。
ゲートを出るときには、大丈夫だと、わかっているものの、ドキドキ。
なんか、万引きをしている感覚です。

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数時間後、Amazon Goアプリでレシートを参照できました。
確かに、チョコレートx1枚とChip Ahoix4箱分が購入明細に記載されていました。
あれ、Taxが0ドル。いいんですかね?ECサイトとしてみれば0ドルというのも違和感ないのですが。おっと、店内滞在時間3分47秒と記録されていました。

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しくみも気になりました。商品にはいわゆるRFIDタグはついていないようです。
お店の天井をみているとものすごい数のカメラです。どうも、客の行動を画像にとりAIでリアルタイムに行動分析しているようです。カメラ一台毎に専任で監視している人がいて人力で監視していてもわかりません。棚にもなんか、細工がありそうです。商品の重量を計測するセンサーがありそうです。


自動販売機がほぼ設置されていない米国でAmazon Goのような無人店舗が実用にたるのか甚だ疑問ですが、消費者としていままで経験したことがない新らたな経験を提供する空間を提供することによって、将来に夢や希望を持つことができることに働きかる事は、素晴らしいことと思いました。
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2018.08.08

What's happen on earth in Seattle#3

Amazonの現本社ビルDopplerの建つ2021ブロックを先に進むと、とてつもなくヘンテコなデザインの建物が見えてきました。金魚鉢が三個並んだような半円球状のガラスドーム「The Amazon Spheres」です。
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このドームの中には数多くの植物が生息しているものの、Amazon本社のワークスペースだそうです。グランドオープンは2018年1月。
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断面図をSeattleTimesからお借りしました。
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幸い,ガラスドームの中にお邪魔することができました。中は、そう、アマゾンのジャングル、熱帯雨林の中という表現が最適。当日、外は20℃あるかどうかの涼しい空気だったのですが、ドームの中は、暑く、湿度も高く、蒸しました。
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たしかに、従業員のワークスペースの様子。みなさん、ドレスダウンしてのびのびと仕事をされているようにお見受けしました。
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ドームの中には、こんな吊り橋もありました。けっこう薄い板を張り合わせてできており、歩いている間、けっこう板がたわみます。高所恐怖症気味の私は、ドキドキしながら歩きました。
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その分、緑が元気に育っていました。こんなところで植物の世話をする仕事をしてみたいです。実際、植物の手入れをされている職員さんを沢山みかけました。
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シアトルの街で、とんでもないことが起きている気がします。Amazon社員が社員IDをぶら下げて、街を歩いていました。Amazonの社屋内に犬を遊ばせるスペースが用意され、犬同士、飼い主同士の会話が生まれていました。シアトル市街自体のAmazon化が進行していのではないでしょうか。

AmazonはSeattleのコミュニティの中に溶け込もうとしているようです。市街地から隔離された郊外に巨大なキャンパスと呼ばれる空間を確保し事業を展開するマイクロソフト/アップル/グーグルと、Amazonを比べてみて、Amazonは、これらIT企業とは事業戦略が明らかに異なる企業だとの印象を強く持ちました。ちょうど宿泊していたホテルで読んでいた新聞には、カリフォルア州は、新興IT企業に自社食堂を作らせず、街にでて、コミュニティと交流することを促す条例を作成している記事を記載していました。San Francisco Officials to Tech Workers: Buy Your Lunch - The New York Times
ネット企業の展開形態の新たな時代の節目のような気がします。

今の時代、ネット検索すると、たくさんの人が情報発信してくれているものなんですね。とはいえ、Amazon社自身もしくは、地元のメディアの情報発信が最も多いようです。
-The Amazon Spheres.
-Amazon Headquaters tours
-Go inside the Amazon Spheres. Here’s how.
-Watch: Time-lapse video shows Amazon’s Spheres being pieced together from start to finish
-Take a look inside Amazon’s Spheres as they get set to open

日本でも着目されていたんですね。気がつきませんでした。
-シアトルの”アマゾン化”を進めるAmazonの企業責任とは?変わる都市と企業の関係性に迫る
-アマゾン本社キャンパスの新名所 『The Spheres』の一般公開がスタート
-Amazon本社にある植物園型ワークスペース「Amazon Spheres」とは?
-奇妙なアマゾン新社屋、なぜこうなった?
-ベゾスの野望を体現する「アマゾン村」潜入、噂の“シャボン玉ビル”はAmazon Goの隣!

さらに、The sphereのおとなりは、Amazon Go。ここでも、ぶったまげるような体験をしてきました。

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2018.08.06

What's happen on earth in Seattle#2

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今回、Seattle Downtownを訪問する機会がありました。宿泊ホテルのあるBellevueから乗り合いUberで20分、Seattle Downtownに到着です。


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Uber の車中で交換する情報は、何者にも替えがたいです。運転手さんは、まるで、田舎から東京に出てきた甥っ子を車で東京見物に連れだしたおじさんのようなThomasさん。
”ほら、左をみてごらん。あそこがビル・ゲーツの家。ビル・ゲーツは38台も車をもっているんだよ"
"このあたりのゴルフ場は高いんだよ"
”ワシントン湖には真水が流れ込む運河があるんだよ。そこで休日は鮭釣りを楽しむんだよ。けっこう大きいのが釣れるよ。”
”今、シアトルの街中は建設ラッシュだよ。みてごらん、四方八方クレーンだらけだだから。”
このときは、なにゆえ、これほどクレーンがあるのか、その理由がわかりませんでした。

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ダウンタウンに着き、Thomasさんと別れ、とあるビルの21階にあがり、ビルを使っている人に、シアトルの街の様子を説明してもらい理由がわかりました。今日現在、アマゾン社はシアトルダウンタウンで48本のビルをまるまる利用中。それでも足りず、ビルを増築しているそうです。多くのクレーンは、そのためのものでした。

さらに、地上に降り、アマゾンGOに近づくにつれ、ガツンと頭を殴られるような光景が広がってきしました。

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2018.08.05

What's happen on earth in Seattle#1

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ANA NH178便 東京成田発、シアトルタコマ空港行きに搭乗。この便には、もう何回もお世話になっています。しかし、日常から離れ、旅につくと、体の奥にしまわれていた見えないアンテナが、ニョキニョキと外に出てきて、物事に対する感度が鋭くなっていくようです。
今回、主目的を終え、シアトル・ダウンタンを訪問したのですが、そこで、久しぶりに、頭をガツンと殴られたような刺激を受けました。
"シアトルダウンタウンで何かとんでもない事がおきています。"
これから数回、何が起きていると感じたのか、まとめていきたいと思います。

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2018.07.22

「翔ぶが如く」読了

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今年のNHK大河ドラマは「西郷どん」。そのナレータ役の西田敏行さんが主演を演じていた、30年前のNHK大河ドラマ「翔ぶが如く」を思い出し、図書館で司馬遼太郎全集を借り「翔ぶが如く」原作を読み通しました。

大河ドラマ版とは内容がかなり違い,明治維新後から西南戦争が終わり大久保利通が暗殺される明治11年まで、維新の十傑を始め、どんな人たちが関わって、何が起きていたのか、よくわかりました。とんでもないことがおきていた11年だったんですね。この小説に出会わなければ、高校で歴史をとらなかった私の明治維新後に対する認識は昭和50年代の義務教育レベルでした。

ペリー来日で気がついた外国の存在。それに追いつこうと、幕府を倒したものの、その先をどうするか、ルソー「社会契約論」のような哲学というか、基本スキームを確立するために、周到な議論と、同意形成が必要なはずだったのに、そんな時間もかけず、江戸幕府を破壊してしまった明治維新。

外国に侵略されず、むしろそれに追いつくためには急激に表面だけでも強制的に変えていったにすぎない明治政府の太政官と、急激な価値観の変遷についてこれなかったず、廃藩置県、廃刀制によってみずからを完全否定されたと感じた士族。双方の価値観同士の戦いが西南戦争。本当に沢山の人が亡くなっています。

結果、太政官制度が勝利し、明治以降の日本の価値観、中央集権てきな軍制、太政官制度が確定。それが、日清戦争、日露戦争、太平洋戦争へと突き進んでいった。軍制が米国によって解体されたけど、太政官制は今も脈々と生き残っている。と、理解しました。

今年2018年は明治元年から150年。維新後の10年の時間の流れ方は、決してこのとき限りではなく、むしろ、不確実性が高まった今、また、繰り返されているようです。司馬遼太郎さんが生きていたら、どんな文章をあらわすのか?読んでみたくとも、それも無理になりました。


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2018.06.19

Dive ESP8266 to Deep Sleep Mode(6)

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前回の敗因のひとつ、RSTとIO16を誤接続したのは、回路図を残していなかったこと。きちんと成果物は残しておくこと。これ、作業の鉄則です。

Fritzing2

ここは、IoT界のパワーポイントであるドイツポツダム応用科学大が開発しているFritzingに登板いただきましょう。Fritzingを使って、回路イラストをお絵かきです。

必要な部品情報は、一般的なものについてはFrizeが標準部品ライブラリを提供してくれます。数年まではここで終わりでした。でも、最近は事情が変わり、Fritzingのエコシステムが拡充してきました。Fritzing部品データをネットにデジタルデータとして公開されているかたが増えてきました。
スイッチサイエンス社さんの開発ボードWROOM-02の部品データ(GitHubに公開)
秋月通商から販売されているAE-BME280の部品データ(Googleドライブ公開)
これらを、使わせていただきました。PowerPointテンプレート集が公開されているような感じです。これを使えば、ささっと、こんなJPEGファイルをお絵かきできます。

Esp8266bme280blynkdeepsleepmodewdir

でも、このアプリ、これでおわりません。プリント板のCADにもなっており、お絵かきとするとひとにおみせできるレベルの回路図ができあがります。※ただ、ちょとまだ人様にみせられる状況でないので、しばしおまちを。

いまはIoTの時代。その先の世界が待っているようです。デジタルがリアルに戻ってきます。ブレッドボードで実験し、検証できた回路図をプリント板に焼くイメージPCBの作成をネット発注できます。このPCBファイルデータを中国深圳のPCB作成サービス事業者に送信し制作を依頼すると、できあがったPCBが航空便でおくられてくる時代までもうちょっとです。

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2018.06.16

Dive ESP8266 to Deep Sleep Mode(5)

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久しぶりに、Blynk Deep Sleep 環境を更新。Blynk開発コミュニティが、Blynk libraryの更新をアナウンスしていたのです。でも、あわわ、あわわの連続でした。

Arduino IDEのライブラリマネジャーにArduinoボードの更新が記載されていたので、これを更新したら、ESP8266のボード定義が見えなくなってしまい、まず、あわわ。Arduino IDE Preferencesの追加のボードマネジャーURLにESP8266のJSONファイル型ボード定義のURLを設定しクリア。

今度は、Arduino IDEで、なにも更新していないソースをbuildすると、
warning: espcomm_sync failed
error: espcomm_open failed
error: espcomm_upload_mem failed
error: espcomm_upload_mem failed
とエラーメッセージが出力され失敗し、あわわ。ArduinoIDEのボード定義を見直し、"Reset Method"を"nodemcu"に変更ことで自動的に書き込みできるようになり、通過。
※感謝:SPr Developer(ESP-WROOM-02開発ボード)で "warning: espcomm_sync failed" と表示される場合の対処

ESP8266に書き込もうと、ブレッドボードに搭載されたESP8266にUSBケーブルを刺し、MacBookで書き込みを指示しても、ESP8266のRXDを示すLEDが点滅ぜず、あわわ。Deep SleepさせるためにRSTをpull upしていたことに気がつき、クリア。

ESP8266への書き込みが成功したものの、Deep Sleepしてしまうと、二度と目を覚まさないことになり、あわわ。Blynk Libraryの構造がかわってしまったのか?とも思いましたが、シリアルモニターでみてみると、Rest信号が上がってこない様子。IO16ではなく、IO5をpull upしていました。RSTとIO16をPull Upにしてここもクリア。

ずいぶん、もてあそばれた感がありました。更新手順をすっかり忘れていましたね。定期的に更新して、手に手順を覚えておくものなんですね。ながらく、いち利用者としてこの環境を静かに利用してきましたが、そろそろ、もう一度、この環境に手を入れ始めようとおもいます。

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2018.05.01

腸内細菌/マイクロバイームの世界

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昨年、大腸ポリープになってしまい、腸の事を気にするようになりました。そういう年頃ですものね。

さまざまな本を読みました。結果、腸内細菌をはじめとするマイクロバイオーム(Microbiome)と人体の関係に辿り着きました。21世紀の現在、1960年代生まれの私が小中高校で習ったこと以上の事がわかってきているようです。大腸は水分の吸収だけをしている管ではなく、とてつもなく複雑な事を腸内細菌と一緒に行なっているようです。ちょうど今、NHKが山中さんの司会でNHK特集「人体」を放映していましたし、上野の国立科学博物館でも「人体」に関する特別展を開催しています。また、学術論文誌Scienceが2010年に選んだ「この10年の科学の10大成果」の6番目がマイクロバイオームでした。

人体は脳が指示を出し、脳が人体を集中制御しているわけではなく、各臓器が、いや細胞ひとつひとつがたの細胞とメッセージを交換しあいながら協調的に活動しているシステムのようです。さらに人体の細胞が強調している相手は自身の体細胞のみでなく、マイクロバイオーム、人体内に生存する微生物も然りのようです。皮膚に常在する微生物と皮膚病の関係も新しい世界が見えてきているようです。

腸内には、善玉菌、悪玉菌とかいうけど、100種から3000種の微生物が100兆個から1000兆個の単位で生活している。ひとの細胞の数が60兆-70兆個といわれているので、人の細胞数の16倍ほどの微生物が自らの生存をかけて宿主である人体に働きかけているようです。
・病原体の侵入を防ぎ排除する事
・腸粘膜細胞と強調し免疫力を作り出す事
・食物繊維を消化し短鎖脂肪酸を生産する事
・ドーパミンやセトロニンを合成する事
・V-B2,B6,B12,K,葉酸、パンドテン酸、ビオチンなどのビタミン類を生産する事
ドーパミン、セトロニンによって人の精神的な状況すらコントロールしていることになります。人は腸内細菌に操られているのでしょうか?たとてば、お腹に係る言葉、腑に落ちないとか、あるけど、いわれがありそうです。そう、人体からみて異物である腸内細菌がどうして腸内で生活し続けられるの?人体と仲良くやっていけているのか、不思議だったんです。腸内細菌が人体に働きかけていたんですね。

腸内細菌をはじめとするマイクロバイオームは、出産のとき母親からもらうものということは、聞いたことがありました。出産した母親の体内では、大腸に生息する一部の微生物が乳腺に移動するらしいこと、それが乳がん発生のリスクにも関係しているらしいとはおどろきました。乳房にマイクロバイオーム(日経サイエンス2016年12月号)

ならば、マイクロバイオーム/腸内細菌なかでも人体の働きを助ける有用菌との共存共栄関係を構築しましょう。シンバイオテックスです。シンバイオテックスとは、プロバイオテックスとプレバイオテックスを同時に実施することです。プロバイオテックスとは、有用菌を腸内に届けることであり、プレバイオテックスとは有用菌を育てることです。おっと、あまり、へんな事をすると健康食品を斡旋する怪しげな通販業者になってしまいますね。最近、シンバイオテックス実践するため食習慣を見直しました。プロバイオテックスとして毎食ヨーグルトを食べるほうは意識していたのですが、プレバイオテックスのほうがおろそかでした。おなかに届いても食べ物はないようでは有用菌も餓死してしまいますからね。プレバイオテックスとして、オリゴ糖を摂取するようにしていますまた、イヌリンを含む不溶性食物繊維がいいようです。

DNA解析技術の発達により生まれたメタゲノミクスにより、嫌気性の環境や長時間が必要な培養に頼らない腸内細菌の分布調査が可能になったようです。その鍵が腸内細菌の16s-リポゾームRNAを解析する16s-rRNA系統解析。腸内フローラ解析として、腸内細菌の種類と数量が分析可能なようです。全米のガッツプロジェクト理研のサイキンソープロジェクトで実施しているようです。検査に必要なのは、そう、体からのタヨリ、うんち。そっちの方向に話をもっていうと、糞を食す治療法というのがあるそうです。腸内細菌の状況を正常に近づけるために、正常な人の糞を食べるそうな。真面目な治療法として肥満症や心療内科などの治療として着目されているようです。

改めて、食べる事の大切さに気がつきました。考えてみれば、1日3回食べる人の消化器官って24x365で稼働し続ける基幹系システムなんですね。このお腹の中に、もう一つの小宇宙というか、社会があるかと思うと、たまには、お腹に、お休みをあげたくなりました。


参考

腸科学 健康な人生を支える細菌の育て方
ジャスティン・ソネンバーク


マイクロバイオームの世界――あなたの中と表面と周りにいる何兆もの微生物たち
ロブ・デサール


あなたの体は9割が細菌: 微生物の生態系が崩れはじめた
アランナ コリン


日経サイエンス
究極のソーシャルネット
Jennifer Ackerman
2012年10月号

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2018.04.15

Google AIY Voice Kit成長記(3)

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AIY KIT VOICEのgogole-assistant-library-demoですが、
"Ok Google Time"
というと、
”It's nine thirty."
と女性の英語の声が答えてくれます。でも、英語で会話するのも疲れます。日本人は日本語で気楽に会話したいもの。

外は台風並みの低気圧が列島横断で大荒れ。午前中は、晴耕雨読ということで、AIY VOCIE KITの日本語化に挑戦してみました。

トランジスタ技術2018年3月号のAI特集では、確かに、日本語化対応方法が紹介されていました。だけど、NAISTのツールを使っていたり、ちょっと、野良。AIYのGitHubで展開されているやりとりを読んでいると、2018年2月にgoogle-assistant-library自身が多言語化対応した様子です。google-assistant-libraryだけ更新しセットアップを変更し、と、こまかく更新していく作業で対応していくこともできるのでしょうが、AIYのイメージファイルを探してみると最新版は2018年2月版のようなので、多言語対応済のイメージでしょうと判断。ここは、単純に、AIY-KIT-VOCIEの再インストールの道を選びました。

1)AIYのRasberrypiイメージをダウンロード
magpiの圧縮URLが、AIYのイメージをダウンロードするページに誘導してくれます。

2)イメージをSDカードに焼き直し
$ xz -dv aiyprojects-2018-02-21.img.xz
aiyprojects-2018-02-21.img.xz (1/1)
100 % 1,145.4 MiB / 3,564.0 MiB = 0.321 42 MiB/s 1:25
ダウンロードしたxz圧縮済のイメージファイルを1分半ほどかけて展開し、AIYをshutdwonしてSDcardをAIYから抜き、 アダプターを使って、MacBookに接続。Etcherを使ってイメージデータをSDカードに書き込みます。

3)Wifi設定、SSHパスワード、認証クレデンシャルの再設定
イメージファイルを再作成したので、これらを更新しました。

4)iphoneにGoogleアシスタントアプリをインストールし
AIYのgogole-assistant-library-demoを制御するのは、GoogleHomeアプリではなく、Googleアシスタントアプリだったんですね。ここ、誤解していました。

5) GooogleアシスタントアプリにAIY-VOCIEをデバイス追加しiphone,raspberripi双方のbluetoothを設定しpairingを結ばせたら、GoogleアシスタントアプリにAIYがデバイス登録されていました。

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6)Gooogleアシスタントアプリの言語設定で「日本語」を選択
このアプリのデバイスごとの設定画面で言語設定を「日本語」に変更できました。そのほか、イギリス版英語、オーストラリア班英語、フランス語、ドイツ語などに変更できました。

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7)assistant-library-demoを起動
AIYにvoiceの他にvisionが追加されたので起動スクリプトのパスがかわっていました。
src/example/voice/assistant_library_demo.py

ここまで、きて、
"Ok Google おはよう”
というと
"こんにちは xxxxさん
 箱根は現在、18度、曇りです。
 今日は、予想最高気温21度、最低気温は9度で、晴れ時々曇りでしょう。
 では、どうぞ、良い一日を。”
と、日本語で女性の声がかえってきた。

よしよし、日本語化対応doneです。

ちなみに、フランス語に設定し、
"Ok Google Bonjour!"
というと
"Bonjour à vous, xxxx!
Ça fait plaisir de vous entendre !
Il est 11:57.
En ce moment, à Hakone, il fait 18 degrees avec un temps nuageux.
Selon les prévisions, aujourd'hui, le ciel sera dégagé avec des passages nuageux, avec une température maximale prévue à 21 degrees et une température minimale à 9 degrees.
Je vous souhaite une excellente journée !
"
おお!
フランス語が帰ってきた。
Voila!

というか、GoogleのMyActivityにログインすると
私のGoogle上でのすべての行動履歴が参照できるんですね。
Googleにデジタル化した私自身がすべて吸い上げられています。
怖さを感じました。
これなんですね、データ利活用の恐怖って。。。

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2018.03.11

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?

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会社でKindleを使っている人をよく見かけるようになりました。これまで、数回、電子書籍の波があった気がしますが、こんどはどうなんでしょうか?

経験せずに、あれこれいうのは、よくないと思います。とはいえ、kindle端末を購入して、本格的に電子書籍に切り替えるのも敷居がたかいので、ひとまず、手持ちのiPhone-XにKindleアプリを入れて、新書を読んでみました。これが、すごぶるよかったでした。

読ませていただいたのは、

山口 周. 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?
~経営における「アート」と「サイエンス」~
(光文社新書)

恐竜の進化のように巨大化しているスマホ画面ですが、フォントの美しさ、retinaにあらわれる画素の細かさ、そしてkindleアプリのサクサクした動作があいまって、ほぼ、紙の新書を読むのと同じ感覚で読めました。kindle端末に切り替えてもいいな、と思いました。

肝心の本に対する感想ですが、感じる所が多かったです。


21世紀。インターネットによりグローバルに光速で共有可能になった情報ネットワークと、船舶、航空、トラックによる物流ネットワークの整備によって経済そのものがグローバル化した。これによって、人類初の「全地球規模での経済成長」が実現。その結果、「世界に広まった豊かさ、スノッブやセレブや王侯貴族、荘園主など一握りの人たちのものであった「自己実現の追求」を、ほとんどすべての人に広げることを可能にした」自己実現的消費。いくら消費しても、なにか足りないと感じ満足を感じない、NOT ENOUGHな状況。


世界は、ブーカ(VUCA(Volatility Uncertainty Complexoty Ambiguity)不安定、不確実、複雑、曖昧)が高まり、システムが高速に変化していくのに、システムの変化にルールの制定が追いついていかない。結果、「論理」や「理性」では勝てない時代がきた。


論理や理性で判断しても、他の人と同じ答えしか出せない、差別化できない。「論理」と「理性」にくわえ、「直感」と「感性」を使いのこなす能力が求められている。そういうところの、真・善・美。
経営は、アートであり、サイエンスであり、クラフトである。経営における意思決定のクオリティは「アート」「サイエンス」「クラフト」の三要素のバランスと組み合わせ。


システムの内部にいて、これに最適化しながらも、システムそのものへの懐疑は失わない。そして、システムの有り様に対して発言力や影響力を発揮できるだけの権力を獲得するために、したたかに動き回りながら、理想的な社会の実現に向けて、システムの改変を試みるべきだ。


などなど、紙でできた本を読まずに、著者の考えに共感できたのは、初めての経験でした。著者の山口さん、コーン・フェリー・ヘイグループ株式会社の方。この会社、研修でお世話になりました。事前テストもIQ診断のようなパターン認識のようなテスト項目がおおかったのですが、こういうことだったんですね。納得しました。


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