2019.02.17

巴里見聞録(その43)

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ようやく、オランジュリー美術館で一番有名な、モネの睡蓮の絵とご対面です。
25年ぶりの再会です。オランジュリー美術館は1999年に改装を開始、2006年に改装を終え、1階に睡蓮の間nympheasができたんですね。25年前と比べるとずいぶん明るくなった気がします。ひょうたんのような楕円形の空間が二つ繋がっている形状。無限大、インフィニティ?つなぎの2間を使い、蓮池の一日の様子、朝、昼、晩の時の流れが描かれていました。

睡蓮の絵を観ている人が多く、モネは今とても人気があることがわかりました。
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これでは、モネのほんものの蓮池があるジベルニーは相当混んでいるんでしょう。今回は、旅程の都合がつかず、ジベルニー訪問を諦めましたが、いつか、行きたいです。

モネは、睡蓮の絵をどうやって描いたのでしょうか?絵に近づいて、絵そのものを見ていると、油絵の具がのたうちまわっているだけで、けっして、睡蓮の花には見えません。でも、少し離れて、絵を見ていると、それが睡蓮の花に見えてくるのです。ふしぎなものです。おもしろくもあります。人の目の認識のくせを利用しているのでしょうね。絵が写真と違うのは、こういうところなんですね。人は何を見ているのか?絵を描く人と絵を観る人は、同じ作品を同じように観ているのか?表と裏のように見分けているのか、見分けられるのが画家なのか?

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2019.02.11

巴里見聞録(その42)

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オランジュリー美術館に入館した私.地下の階の展示ルームから観ることにしました。この地下ルームに、ピカソ、モディリアーニ、セザンヌ、ルノワール、マチス、それにマリーローランサンやユトリトの作品がありました。みなさん、お久しぶりです。お元気でしたか?

セザンヌの”Paysage au toit rouge ou le pin d'Estaque/赤い屋根のある風景あるいはレスタックの松の木”。一般的には、どこの風景を描いたかわからないとされているが、私にはピンときた。これは、セザンヌのエクスのアトリエの庭から見える風景に違いないです。実際この風景を見てきましたから。レスタックの松は想像の産物かも知れませんが。

ユトリロの”Rue du Mont-Cenisモン・スニ通り”。サクレ・クール寺院の裏、クリニャンクール地区の坂。ユトリロがよく知っている近所の坂。彼にとってはこれが彼の世界。彼は生涯の間、どこまで移動したことがあったのだろう。遠い異国の東洋人が、この絵を見るとおもって、この絵を描いただろうか?プーシキン美術館にも似た作品がある。

オルセーでピカソを観たせいか、今回は、ピカソが非常に気になりました。"Femmes à la fontaine/水浴する女たち"などなど。

オランジュリー美術館というとモネの睡蓮の絵の美術館といわれるけど、私にとっては、これら印象派の作品との出会いの方が印象強い美術館です。

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2019.02.10

巴里見聞録(その41)

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オランジュリー美術館は場所が判っていたので、べつにGoogle Mapを見る必要もなく、歩けるところでした。ただ、ここもセキュリティ。バリケードがConcorde広場に張りめぐられていて、直接、Jordin Tuileriesに入ることができません。ぐるっと回り、角の狭い入り口からはいることになりました。

ここが、本当の意味での鬼門でした。入り口の所にマロ風の女性が二人立っていて”アンケート”といって、近寄ってきました"来たか!これが、スリの手口か”
と、女性を無視して、美術館の方に歩いて行ったら、その女性、私のサックのチャックに手をかけてきたのです。急いで走って、逃げました。サックのファスナーにダブルクリップをつけておいて助かりました。

獲物を狙うには、獲物に逃げ場所を与えないこと。
逃げ場所のない狭い通路なので、スリにはもってこいの場所でした。やはり、無用心でした。これが、パリの現実なんですね。このアンケート攻撃、その後、よく街中を観察していると、街のあちらこちらで見かけました。

Museé de i'Orangerieは見術館の中がずいぶん変わっていました。
おっと、その前に、ここにもセキュリティがありました。厳重でした。クロークに荷物を預けるときに、係のおばさんに英語で日本人かと聞かれました。妙に、なれなれしいなあと、おもってしまいました。ここのくろーくは、ルーブルにくらべると原始的、あずかり証として、番号の書かれたひものついたバッチをわたされただけでした。結局、このおばさん、我々が帰るときには、我々の事など忘れ、事務的に荷物を返してきました。フランス人だからと一概には決めつけられないですが

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2019.02.09

巴里見聞録(その40)

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目的のバス84番線に、乗ったのはよかったのですが降りる予定だったConcorde広場で下車できませんでした。降りようと、バスの停車ボタンを押したのですが、時すでに遅く、バスはConcordeを通過してしまいました。その先のMadelineで下車し、Place de la Madlineにそって歩き、Rue Roylae通りにでて、Concorde広場まで、歩いて戻りました。

これはこれで、面白かったです。Madlineの目の前に、Laduréeもあることも発見できましたし、Madline周辺はトップブランドが集まっていることもわかりました。
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Rue de Faubourg Saint-Honoréに面したPradaのお店。ここのマンション、装飾がとてもキレイでした。アールヌーボー風というか。
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Rue de Faubourg Saint-Honoréの通りの上に、何か書かれたのぼりがつりさがっていました。Rue Royaleをはさんで、Rue Saint-Honoréには、一方に"Saint Honore loves fashion week"と、一方は"Welcome to Fashion Week"と書かれてました。こういうディスプレイにもセンスを感じます。
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Concorde広場は、観光客でいっぱい。いったいどこから、湧いてきたのだろうとおもうくらいです。きょうの天気は、前日から一転し、ほぼ雲のない、パリ晴れ。オベリスクの先にエッフェル塔が見えました。わたしたちも、ザ・観光客。世界のお上りさんでした。
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巴里見聞録(その39)

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Bonjour!
昨日の天気とはうってかわって快晴の朝です。パリ滞在も4日目。ここに居られるのも、あと2日。だんだん、おみやげが気になってきましたが、この日は、オランジュリー美術館、ラファイエット、パッサージュ巡り、パレ・ロワイヤル、サン・シュルピス教会をめぐりました。

まずは、オランジュリー美術館へ。そこへもBy Bus。84番線を使い、乗車SaintSulpice-降車Concordeで行けそうです。84番線のバス停はSt.Sulpice教会の前です。朝、St.Sulpise教会に挨拶をしてバスに出発。

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そう、このバスに乗るために、起きてすぐ、St.Germain des Présの地下鉄駅に行ってきたのでした。
平日のパリの朝。パリジャン、パリジェンヌ、朝が早いです。出勤、登校が始まっていました。パリの街中も日曜日でお休みだった昨日と違って、車通り、人通りに活気がありました。自分もパリジャンのふりをして、地下鉄の駅に降り、丸ねの販売機の前に立ち、おもむろにカルネを買うつもりでした。あれ?クレジットカードの暗証番号がinvalideと販売機の画面に表示されてくる始末。もう一方の販売機を操作したら、成功しました。となりでも、小学生のお兄ちゃんがカルネを買っていて、私の挙動を不思議そうに観察していました。地下鉄の駅は風が寒かったです。けど、パリジャン、パリジェンヌはさっそうと駅からでていきます。

パリの地下鉄には、東京のパスモのようなICカードもある?でも、顔写真がいる様子。だから、地下鉄の駅に顔写真撮影ボックスが必ずあったのかな?しまった。係員さんのいる駅で、係員さんに聞いておくべきでした。

旅行から帰ってからしらべました。パリ市は"NAVIGO"という、交通系ICカードに地下鉄、バス、自転車を統一済み。東京よりも先行しているモビリティの街でした。短期滞在には週間パス“SEMAINE21.25€”が有効だけど、有効となる期間が「月曜日から日曜日まで」と定められていてるので、週末にパリに入った旅行者にとっては利用し難しとか。うーむ。

■参考サイト
・パリのメトロが乗り放題!新しいNAVIGO(ナヴィゴ)の使い方をチェック!
・Navigo monthly and weekly travel passes
・ナヴィゴ デクーヴェルトの買い方・チャージの仕方

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2019.02.05

巴里見聞録(その38)

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ホテルに戻り、マカロンで一息ついたのち、夕食の相談です。今日は、かみさんが体力の限界の様子。外に出る元気もないようなので、夕飯を娘と買い出しに行くことにしました。むすめさん、迷わず、MONOPRIXに行く!と、宣言。

MONOPRIX
52 Rue de Rennes, 75006 Paris

St.Germain des Prés Rue de RennesにあるMONOPRIXにGoです。ついて行きますワン!むすめさん、ズンズン、ドンドンMONOPRIXにむかいます。ここにMONOPRIXがあることを、娘さんは前々日の街歩きで学習していた様子。自ら先頭になってズンゼン前に進んでいきます。おっと、Agnès b.もありますね。

Agnès b. Homme Paris Store
10-12 Rue du Vieux Colombier, 75006 Paris

MONOPRIXに到着。食品売り場には、エスカレーターで地下1階に降ります。ええ、まるで、地元のイトーヨーカ堂です。基本的な衣食住の材料はここで揃うようでした。エスカレーター側が衣料、奥が惣菜、野菜、冷凍食品、飲み物。子供用のお菓子が最も奥。棚割がヨーカドーとにているので、むすめさん、自信を持って歩いています。ただ、かみさんに買ってきなさいといわれたBIOジャムはなさそうでした。

そうそう、夕食の材料を買いに来たのでした。が、始めに見つけたのは、HARIBOのオランジーナ味。むすめさん、やっと見つけたの図。次に見つけたのが、IPAビール。よくみたらMade in Japanでした。

なまのブドウが美味しそうだし、安いようなので、買ってみることにしました。2,3種類がありましたが、その中から、最も安くて、房の形がいいものを選びました。計量はセルフ。ふどうを紙袋に入れ、棚の横のカゴにのせ、計量すると、Kgあたり価格が計算されました。シールに価格が印字され、上袋にはるだけ。
ボストン留学経験のある娘さんは手はずを知っている様子。

次に惣菜を選んでいきましょう。
・ナスとトマトのサラダ
・インゲン豆のサラダ
・キッシュ
・ラザニア
を、アフリカ系のお兄さんに注文。
もっと、いろんな種類をすこしずつ注文していたかったけど、これが一番小さいサイズだよ、と、お兄さんに見せられ、了解しました。ここも、計量して価格のついたシールを貼るだけ。その後、文房具なども物色しました。これらを、セルフレジで会計して退場です。

日本ではみたことのない冷蔵棚がありました。これ、なんだろうと、よくみたら、熟成肉の肉塊。La Cave à Viande・ミートセラーというのが妥当なようです。日本では熟成肉なんて、よっぽどのお店でないとみませんが、フランスではイトーヨーカ堂に置くくらい普通の風景なんですね。
Metzger Frèresという熟成肉ブランドがあるようです。

ホテルに着き、部屋でこれらをイスの上に置き、ささやかな晩餐。18:30になると、St.Sulpice教会の鐘の音が街に響きました。ヨーロッパに居ることを実感しました。


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巴里見聞録(その37)

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神様のお導きにより、無事にSevrés Babyloneに到着した私たち、ホテルに着く前に、ピエールエルメを見つけ、お店に入る余裕も出てきました。

Boutique Bonaparte
72 Rue Bonaparte
75006 Paris, France

マカロンの聖地の一つだからなのでしょうか?きれいに並んだマカロンがショーケースに並んでいました。お店のお姉さんも、巻き髪をもりもりのお姉さん。まさに、パリジェンヌ。お店の中に、日本人のかたもいらしゃった気がします。


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ホテルに帰って、早速いただきました。マカロンはできたてを食べるに限ります。マカロンがこんなに美味しいモノだとは知りませんでした。この、おいしいこのマカロン、日本のみなさまにも食べてもらいたいものです。でも、このパリの空気を吸いながら食べなければ、このマカロンの味を楽しむ事はできないのでしょうね


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2019.02.04

巴里見聞録(その36)

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今回、実はここからが、珍道中。

最寄りの地下鉄駅から地下鉄に乗って、ホテルに帰る予定だったんです。
雨に濡れつつHaussman大通りを歩き、Ave. Percierに曲がり、Rue La Boétieにぶつかり、Miromesnil駅を見つけました。ここまでは、よかったのですよ。
Miromesnil駅から13号線に乗り、Duroc駅で10号線に乗り換え、Mabillon駅に到着して帰る予定だったのですが、13号線ではなく、9号線に乗ってしまいました。電車はあらぬ方向へ。Pont de Sévres方面へ向かっています。あれ?あれ?と思っているうちに、ますます進んでいきます。知らない街で、天気の悪いときは、あまり、ジタバタしてもしかたがないので、Michel-Angeで10号線に乗り換え、Mabillionまで行くことにしました。みなさん、ブーブーです。

でも、どっこい、次の罠が待っていました。10号線のMichel-Angeの駅、二カ所にありました。上り専用駅と下り専用駅で二カ所。Michel-Ange-Auteuilは、Boulogne P.DE St. Cloud行き専用。Michel-Ange-Molitorは、Gare d'Austerlitz行き専用。行き先に応じて2駅を使い分けなければならない。一駅手前のMichel-Ange-Auteuilで下車してしまったので、当然、10号線Mabillon方向に向かう電車は来ず。雨の中を次の駅Michel-Ange-Molitorまで歩くことになりました。500メートルくらいの距離でしたが、知らない街。とても長くあるいたように感じました。さいわい、このあたりは、お屋敷街でしたが。

神様のお導きにより、無事に10号線に乗り、Sevrés Babyloneに到着。St.Sulpice教会の美しさに、ホテルからの近さに気がついたのも、このときでした。

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2019.02.02

巴里見聞録(その35)

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ジャックマール・アンドレ美術館のカフェ、LE CAFÉ JACQUEMART-ANDRÉの席にすわり、メニューを拝見。L’heure du déjeunerの中のキッシュが美味しそうです。これにしました。かかりのお姉さんがやってきて、
"May I have your order?"ご注文は?と、英語がきました。。

ランチタイムセットを2つ、ティーを1つおねがいします。
と英語で言っても通じず。娘が介入。娘が英語で再度オーダー。
お姉さん、
”がってんだい!”
と言った様子でした。

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先にキッシュの皿が到着。キッシュと言っても日本でたべるような、薄いキッシュではなく、けっこう厚手のヘビー級キッシュでした。ここまでお昼ごはんをたべないでいたので、とても、おいしくいただきました。付け合わせのサラダも美味しゅうございます。フランスに来て初めて生野菜を食べた気がします。パンは外がサクサク、中がモチモチのフランスパン。C"est bon!です。

キッシュの皿を空けた後、しばらくしてからThéが運ばれてきました。

でも、いくら待てどもデザートのオーダーをとりにきません。忘れられたのですかね?フランス人は席に居座るのが当たり前、時間なんか気にしないから、ギャルソンさんに、声をかけないのが流儀なのか、わからず。
”会計をお願いします”
と、なんとか、私の席担当外のお姉さんを捕まえて話すと、私のテーブル担当のお姉さんが出てきて
”ごめん、忘れていた。これからでもどう?”
と、言われました。
が、このカフェ、冷房というか、空調がきいておらず、ムシムシしていて我慢できなくなり、出ることにしました。会計もけっこう、トロかったです。店員教育、よろしくお願いします。

もしかして、ここの人たちは、公務員なのかしら?働こうが働くまいが、給料は一緒なのかなあ?だとすると、この接客は理が立つ。街のギャルソンさんなら、さっと来て、すっと帰るのに。

ここのCaféはティエポロの天井画が見下ろす、アンドレ家代々のダイニング。調度品も雰囲気がよく、接客だけが心残り。展示室も見ることができなかったことも、心残り。心残りがおおい美術館でした。また、来てね。と、お誘いをうけたと考えるようにしました。
はい、まだ今度、伺います。
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2019.01.30

巴里見聞録(その34)

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ジャックマール・アンドレ美術館。入館の行列に並びましたが、いっこうに進みません。これでは、風邪をひいてしまいそうです。昼ご飯も食べてなくて、おなかがへっていたので、鑑賞のほうはあきらめ、Salon de Théだけでもりようできないか?と、思い始め、列を出て、係のおじさんに尋ねてみました。
”Salon de Théだけの利用であれば、チケットはいりません。右側を通って、奥に進んでくださいい。”と言われたので、列を離れ、門をくぐり、中に入り、右脇を歩き進みました。

あれ?Salon de Théにはいる人の行列もできていました。
いやはや。

砂利が敷かれた道路を進んでいくと、奥にお屋敷が見えてきました。その向かいに、美術館付属のSalon de Thé入り口がありました。
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ここも行列が長く、なかなか邸宅内に入れません。列に並ぼうとすると、係の人に、"Vous-avéz chiket?"と、聞かれました。
”えっ?チケットはいらないよ。と聞いたよ。 Caféの利用だけなの”
と、答え、ようやく列に並ぶことができました。この時点で午後二時。

ランチでの利用は午後二時半までです。中に入ってランチを取れるかどうか、怪しいところ。気をやきもきしていたら、
”Conbien?"と、係のお姉さんにきかれたので、
"Troi!"といったら、
"Come on!"と、ここら英語。せっかく、フランス語を勉強してきたのに!

三人席が空いたので先に通してくれたようです。私たちは、部屋の奥すみをいただきました。ここから、部屋全体の様子がよくみえました。確かに、中は混み混みでした。席についているフランスのMadam et Moussuéは語る語る。レストランの中がワイワイ賑やかでした。隣は、お一人様のおじさん。その隣は、おそらくアメリカから来た老夫婦。後ろは、これもアメリカからの団体さん。と、三方を外人に囲まれました。さらに、お一人様のおじさんと、老夫婦は、なにやら会話を開始。おひとりさまのおじさんの怪しい英語に老夫婦がつきあっている図でしたが。


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